COLUMN
飲食店や企業の空間演出に、癒しや高級感をもたらす大型水槽の導入を検討されていませんか? 大型水槽は、幻想的な雰囲気やラグジュアリーな印象を演出できるだけでなく、従業員や来訪者に好印象を与える効果もあります。
ただし、大型水槽はどこにでも設置できるわけではありません。まずは設置条件を確認し、導入可能かどうかを見極めることが重要です。
この記事では、大型水槽のサイズ基準から活用シーン、設置に必要な条件までを詳しく解説します。
「大型水槽」と呼ばれるサイズには明確な定義はありませんが、一般的には横幅150cm以上・奥行60cm以上程度のものもよく見受けられます。ただし、一般家庭では床の耐荷重の問題から、120cm以下の水槽が推奨されることが多いです。
日本サカス株式会社では、おおむね水量3トン以上の水槽を大型と位置づけています。水槽の空重量が、最大約3トンまでの水槽製作に対応しておりますので、大型水槽をご希望野方はぜひご相談下さい。
大型水槽は、さまざまな場所で活用されています。
水族館では、複数の大型水槽を用いて多種多様な魚を展示・飼育しています。 広々とした水槽内を自由に泳ぐ魚たちの姿は、来館者に癒しと感動を与えます。
水族館が大型水槽を設置している理由は以下の通りです。
水族館は魚の展示を楽しむ場所ですが、同時に、飼育も行わなければなりません。太平洋、瀬戸内海、川、沼地など、多くの生体が同一場所に棲息する生態系を再現することはスペース的にも難しく、手間もかかります。大型水槽であれば複数種類の生体が同じ水槽内で棲息できます。魚たちはそれぞれのテリトリーを確保したうえで、広い場所を自由に泳ぐことが可能です。
また、大型化する魚の飼育にも大型水槽が適しています。世界最大の魚類といわれるジンベイザメ、1m以上のサイズになるアロワナやダイオウグソクムシなども、大型水槽なら無理なく棲息できます。
魚の流通を行う市場活魚施設や陸上で魚介類を育てる陸上養殖施設でも大型水槽が活用されています。市場活魚施設は、全国から生きた魚を集めている場所です。全国の魚を集約することで、遠方の魚を仕入れられないという悩みを解決します。
陸上養殖施設は、陸上に設置した水槽や人工的な池で魚を育てる場所です。人工的な場所で飼育するため、水温や水質などを細かく管理することが可能。水質汚染による病気や天候の影響を受けにくいので、質のよい健康的な魚を育てられます。
どちらの施設も、魚を飼育するための水槽が必須です。そして数多くの魚を飼育する必要があるため、大型水槽が活用されています。
市場活魚施設では、全国各地域から集めた活魚を一時的に備蓄ストックするために大型水槽が活用されます。
陸上養殖施設では、水温や水質を計画的に管理できる環境下で魚貝類を育成。病気や天候の影響を受けにくく、環境をコントロールすることで安定した供給が可能です。
どちらの施設でも、大量の魚を効率よく備蓄・飼育するために大型水槽は欠かせません。
また、施設の大型化を実現するためには、研究開発のためのラボ施設・パイロットプラント施設の構築も重要な展開となります。
大型水槽は、以下のような用途でも使われています。
期間限定で開催されるアートアクアリウム展でも大型水槽が活用されています。アーティストとのコラボによって、水槽や魚を活用した幻想的な空間を演出。非日常感を味わえるイベントとして、幅広い世代に支持されています。
水槽を使った癒しや高級感のあるシーンを演出するために、結婚式やドラマの撮影に大型水槽が活用されるケースもあります。希望するイメージ通りのレイアウトに整えれば、魅力的な空間で撮影可能です。
レストラン、ホテル、病院、オフィスなどでも、大型水槽は空間のアクセントとして活躍します。 水と魚がもたらす癒し、高級感、清涼感、インパクトは、施設のブランディングにも貢献します。
大型水槽の設置を検討している方は、会社や店舗などに導入できるかどうかを確認することが大切です。ここでは、設置前に確認しておきたい3つの条件を解説します。
大型水槽を置く場所の耐荷重をチェックしておきましょう。例えば、横幅1.0m、奥行き1.0m、高さ1.0mの水槽の場合、水量だけでも1000kgになります。
通常の商業ビルの2階以上の床面耐荷重は、約300kg前後の場合も多く、設計会社あるいは建設会社への事前確認が必要です。
フローリングの床に置く場合は、鉄板を敷いて水槽を置くことも有効な方法です。水槽平面よりも大きい鉄板をしくことで、耐荷重をある程度分散できる場合もあります。
LSS(ライフ・サポート・システム)とは、水温・水質の管理や酸素供給など、生体の健康維持に不可欠な設備です。
LSS設備を収納できるスペースがあるかも確認しておきましょう。
魚は環境変化に敏感なため、LSS設備の導入は必須です。
魚は変化に敏感な生き物で、さまざまな環境変化によって、ストレスを感じます。ストレスによって病気になったり、死んだりする恐れがあるため、大型水槽で生き物を飼育する際は、LSS設備の導入は必須です。
LSS設備のサイズは水槽サイズやメーカーによって異なるため、事前に相談することがおすすめです。事前に確認しておけば、水槽とLSS設備のどちらも設置可能かを確認できます。
また、後々のメンテナンス管理のやりやすさや機能面も重要なポイントになりますので、施工実績が豊富なプロの意見を参考にして下さい。
大型水槽を搬入できる経路があるかも重要なポイントです。搬入経路を確認する際に見ておきたい点は以下の通りです。
大型水槽はトラックでのチャーター便での搬入が一般的です。建物の前、または近くにトラックを停められなければ輸送が難しいため、トラックが停められるスペースがあるかを確認しましょう。
前述したように、大型水槽はサイズが大きく、重量物になりますので、クレーンなどの専用重機や大人数での運搬が基本となります。建物の入り口や通路などに十分なスペースがないと搬入作業が難しくなるので、搬入経路の確保は非常に重要です。
大型水槽の導入を検討している方は、実績豊富な日本サカス株式会社にご相談ください。創業50年の水槽メーカーである弊社では、大型水槽とLSS設備の設計・製作・設置をワンストップで承っております。
お客様のご希望や設置条件などから、最適な水槽サイズやシステム設計をご提案いたしますので、ぜひお問い合わせください。