人を知る
スタッフインタビュー
あの時の決断は間違いじゃなかった
アクアエンジニア
2023年入社
白鳥 隆斗
県立広島大学生命環境学部環境科学科卒
塩化ビニールを使った濾過槽全般を製作しています。
最近は先輩に教えていただきながら図面も描き始めてます。
入社して6月くらいから須磨の現場に入りました。
週末は広島に戻れましたけど、一週間が二週間に、二週間が気付いたら四週間、つまり一ヶ月。(笑)
まさに「聞いてないよ~」状態でしたが、初めての現場だったので考える間もなく一ヶ月が過ぎていましたね。
設置工事は現場で直接お客様とコミュニケーションを図りながら仕事を進めていくわけですが、実際に水槽を設置した時にお客様が喜んでくださったり、水族館に来られるお客様が喜んでいる姿を目の当たりにした時にじわじわと喜びが湧いてきます。
濾過槽製作には溶接技術が必要なのですが、入社当初は焦げたりぼこぼこして見た目もひどいものでした。
先輩たちからのアドバイスもいただきなら、回数を重ねていくうちに上達して一人で濾過槽を最後まで作れるようになりました。
できないことができるようになった瞬間、少しですが自分の成長を自分で感じられた瞬間は込み上げるものがあります。
工場内には政近さんというシニアマイスターがいらっしゃるんですが、その方に褒めていただけると喜びもひとしおです。
私の、というかみんなの師匠ですので、師匠からのお褒めの言葉は俄然テンションが上がります。
自分が作った濾過槽を初めて納品した現場は今でも忘れられない現場です。鳥取にあるかにっこ館の現場だったのですが、そこで設置したのがその濾過槽でした。
苦労して作り上げた濾過槽を自分の手で設置する、これもこの仕事の遣り甲斐の一つだと思ってます。
そして現場ではダイレクトにお客様からの「ありがとう」の言葉をいただける。
苦労はしましたけど、その苦労した分、今でも思い出すと顔がにやけてしまう現場でした。
就活では電気、ガス、水道、交通といったインフラ系に的を絞って就活していました。
でも合同企業ガイダンスで日本サカスに出会いました。出会い頭の事故みたいな(笑)感じで、ちょっとした衝撃を感じてしまい。
実際に内定も何社かからいただいていました。その中で決めるものだと思っていたのですが、サカスのことがどうしても頭から離れない。
会社訪問に伺うことにしたのですが、会社訪問では採用担当以外の社員の方のお話がたくさん聞けて、この雰囲気に魅了されたのが大きいと思います。
社長ともじっくりお話できました。
水族館や水槽を作ってるメーカーというのも興味をそそられましたけど、何よりこんなざっくばらんに話してくれる会社があるんだ!という驚きもありました。
いいところだけをまくし立てるのではなく、会社の弱点も含めて余すところなくストレートに。
社員にフォーカスして、とても社員を大切にしている会社というのもひしひしと伝わってきました。
何よりここで仕事している自分の姿がハッキリと見えたんです。
もう迷うことはありませんでしたね。
実際に入社してみてつくづく感じるのは、そこに何も嘘がなかったという点です。
大学の同窓生と会って酒を酌み交わすことがあるのですが、そこではもう会社や上司の愚痴が出始めてて。
「こんなはずじゃなかった」と友達が愚痴ってる姿を見ながら、不平不満が出てない自分に気付きます。
あの時の決断は間違いじゃなかった!としみじみ感じてます。